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薬局活用ガイド(基礎編)

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薬局の活用方、お薬の正しい使い方など、基本的なお話しをまとめています。
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お薬、お届けします

お薬、お届けします

さまざまな事情で薬局に行くことが困難な方はいらっしゃいませんか?
高齢や身体上の問題で通院が困難な方、自宅で療養している方、お薬の管理に困っている方を対象に、薬剤師がご自宅を訪問するサービスがあります。
そしてお薬をお届けするとともに、薬物療法をサポートする取組みです。

ご自宅で服薬している中で、薬の管理がうまくできない方にもオススメです。
・飲み残しが多くなってしまっている
・薬を飲んだかどう

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服用期間中も安心です

服用期間中も安心です

病気や体調のことで診察を受け、そのあと薬局に行って薬を受け取り、帰宅。
医師や薬剤師は薬を服用するときの注意事項を教えてくれた。
しかし、私たちの不安は帰宅後、薬を服薬している間にありませんか。
本当に効くのだろうか、治るのだろうか。
前に飲んでいた薬が変わって、なんだか調子がおかしい気がする、など。

2020年に法律が変わり、服薬中の患者の状況を薬局の薬剤師がフォローすることが義務づけられまし

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医薬品の分類

医薬品の分類

医師の発行した処方箋がないと受け取れない(購入できない)薬。
片や、薬局やネットで自由に選んで購入できる薬。
この差はどこにあるのでしょう?そしてどのような背景があるのか、はっきりご存じない方も多いと思います。

現在の日本の制度上、医薬品は大きく分けると医療用医薬品と一般用医薬品に分類されます。

医療用医薬品は作用も強く、間違った使い方によるリスクもあるため、医師の診断と処方箋が必要なお薬です

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副作用について知っておきたいこと

副作用について知っておきたいこと

薬を服用することで「副作用」が起こることがある、と聞いたことがあると思います。
病気や体調を改善するはずが、思わしくない状態になってしまうことで、不安に思う方も居ると思います。
しかし、副作用を恐れるあまりに服用を中止したり自己判断で決められた量より少なく使うということで治療効果がなくなってしまうことにもなります。
ここでは副作用についてご説明しますので、副作用を恐れず正しく服薬することの必要性を

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“医薬分業”って何ですか

“医薬分業”って何ですか

「病院での診察が終わり、処方箋を出されて、こんどは薬局に行って薬を出してもらわないといけない。今日は病院も混んでいて、診察予約したのに結局長く待たされたな。ようやく終わったと思ったら、また薬局でも待たされるのか… どうして病院でそのまま薬を出してもらえないんだろう?」

そんなことを考えたことはありませんか?

数十年前は、病院やクリニックで診察後にそのまま薬を出してもらうケースが多かったので、そ

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処方箋がなくてもご利用できます

処方箋がなくてもご利用できます

医師の診察を受けた後で、処方箋をもって薬局へ薬を受取りに行きます。
では、薬局は処方箋が無いと入ってはいけない場所なのでしょうか?
そう思い込んでいる方も多いと思いますが、実はそんなことはありません。
地域に密着した薬局は近隣の医療機関について詳しい情報を持っていますし、医師にかかる前に健康上についてもアドバイスしてもらうことができます。
薬局は、健康について相談できる一番身近で確かな窓口なのです

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市販薬の選び方

市販薬の選び方

あなたに合った市販薬の選び方薬局の店頭で自由に選べて、ネット通販でも買える便利な市販薬。
頭痛・生理痛薬、花粉症の抗アレルギー薬、皮膚用薬など、従来は病院で処方されていた医療用医薬品と同等の成分を使った製品も次々と市販化されています。
医師の診断と処方による医療用医薬品に対して一般用医薬品(OTC医薬品)とも呼ばれています。

さて皆さんは、何か症状を治そうとして市販薬を買う場合、どうやって選んで

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お薬手帳はあなたを守ります

お薬手帳はあなたを守ります

いまの日本の医療体制では、複数の病院から処方される薬の服用状況を共通して管理する仕組みは完全に確立されていません。
いつも『お薬手帳』を携帯することは、あなたの飲んでいる薬を記録して身を守る有効な手段です。
最近はスマートフォンに記録できる電子版も普及しています。

お薬手帳のメリット

1、 あなたの身を守ります。
複数の医療機関から処方された薬の情報をまとめられるのがお薬手帳の役割です。
医師

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薬を飲むあなたの安全を守る!薬局と薬剤師の役割

薬を飲むあなたの安全を守る!薬局と薬剤師の役割

病院であなたの診察記録をカルテに残しているのと同じように、薬局では薬剤師があなたの薬の服用記録を「薬歴」として管理しています。
そのことによって相互作用などのチェックを行うことができ、安全に薬を飲む環境を整えています。
皆さんは診察してもらう内容によってクリニックや病院を使い分けますし、受診するクリニックを選ぶ際も自宅近くというだけでなく、勤務先の近くで診察されることもあると思います。

受診する

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国が効果を承認した医療用医薬品

国が効果を承認した医療用医薬品

医療用医薬品は正しく使うことで効果があらわれます

医師の処方箋に基づいて薬局から提供される医療用の医薬品は、基礎研究、動物試験、そして人間の臨床試験を経て開発され、科学的データを厳密に審査した上で国が効果を承認しているものです。
適切な使用方法で使われることで効果を発揮します。

医師があなたの病状を診断して合わせて特別に用意されるものですが、
決められた回数と数量と用法の通りに使用することが必

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薬の飲みづらさは解決できます

薬の飲みづらさは解決できます

薬を飲むことは好きですか?
実は「面倒だな」と思っている方も多いのではないでしょうか。
さらには「苦痛ですらある」と思っている方も居るのではないでしょうか。
医師に言われたとおりの処方、薬局で出されたままの薬を飲まなければならない、という真面目なあなたは素敵です。
確かに、治療を行ううえで、薬は出された通りの飲み方で服用しなければなりません。

しかし、どうしても薬を飲むことが困難なことがあります

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なぜ、薬は一日に何回も飲まなければならないの?

なぜ、薬は一日に何回も飲まなければならないの?

一日に何回かに分けて飲む理由口から飲んだお薬は腸で吸収されて血液に溶け、患部に運ばれて作用します。お薬を効くようにするには、ちょうど血液の中に薬が解ける濃度を最適にコントロールすることが重要なのです。そのために、一日何回かに分ける、などの「用法」と、一回に飲む「用量」が決められているのです。

決められたタイミングに飲むことで、薬の効果が持続するのです。

ではここで血中濃度コントロールについて解

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薬の効くメカニズム

薬の効くメカニズム

「病原菌を抑える」「症状を和らげる」・・・一般的によく使われる飲み薬は、口から飲み込んだ後、腸管から吸収されて血液とともにからだの中を運ばれ、患部に届いて作用します。

おくすりの体内大冒険 ~薬が患部に届くまで~
順序としては次のような課程です。

1、 口から飲み込む
2、 胃を通過
3、 腸で吸収
4、 血管から患部へ
5、 肝臓で代謝
6、 腎臓から尿で排泄

では、「薬が効くまでの過程が

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薬を飲んでいるときの悩みや疑問に答えてくれます

薬を飲んでいるときの悩みや疑問に答えてくれます

薬局の世話になる場面といえば、病院の診察後、処方箋を出して、薬局で薬を出してもらう場面です。
そして、薬を飲む際も。
薬を使う際のあらゆる困りごとも薬局が支えてくれます。

◎処方箋の内容チェック (医薬品の重複、飲み合わせ、体質との作用など)

あなたが受付で処方箋を出し、薬が出されるのを待っている間、薬剤師はとても重要な働きをしています。
まず、あなたが医師から処方された薬が適切かどうか。

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